無痛分娩の痛みって?|陣痛開始から14時間で出産した36歳初産体験談|出産レポ②

無痛分娩で出産した体験談(出産レポ②)のアイキャッチ画像

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『い、痛くて寝れない……』

自宅で破水後に入院して、付き添っていた夫が一旦家に帰ったあと、深夜の病室でひとり、どんどん強くなる痛みに耐えていました。

この記事は、「深夜に自宅で破水してそのまま入院」するまでを書いた前回の記事の続きです。

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36歳で初産:ゆか

今回は、入院後から無痛分娩で出産するまでの体験記です

この記事では、

  • 陣痛ってどんな痛みだったのか
  • 無痛分娩の麻酔を入れるまでの流れ
  • 朝まで子宮口1cmだった私が、全開になって出産するまで

を、時間を追ってまとめています。

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当時、初めての出産で慌ただしい中でも、忘れないようにスマホにメモを取ってたんですよね

「陣痛ってどれくらい痛いの?」「無痛分娩ってどんな感じ?」と気になっている方の参考になればうれしいです。

この記事のポイント

  • 陣痛が始まったのは2時20分ごろ、出産は16時30分(陣痛開始から約14時間)
  • 陣痛は最初3〜4分間隔 → その後は6分前後の間隔・1回1分くらい。声が出るほどの痛みだった
  • 無痛分娩の麻酔を入れたのは6時30分。30分ほどで痛みがかなり和らいだ
  • 朝8時まで子宮口は1cmのまま → 陣痛促進剤も使い、13時20分に全開に
  • 全開から約3時間いきんで、16時30分に息子が誕生
この記事を書いたのは…
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ゆか

1989年生まれ。5歳年下の夫・ゆうと二人三脚で、はじめての子育て中。


【プロフィール】

  • 36歳で初めての妊娠・出産
  • 2026年8月に男の子を出産
  • 37週3日で破水→無痛分娩

【出産時の状況】

  • 1LDKに夫婦2人暮らし
  • 車なし(納車直前)
  • 仕事は産前休暇中

▶︎ くわしいプロフィールはこちら(準備中)

もくじ

前回のおさらい:破水してそのまま入院

前回のおさらい。0:55に自宅で破水、1:35に陣痛タクシーで病院へ行きそのまま入院、2:43に夫が帰宅して痛みが強くなるまでの3コマイラスト
  • 37週3日の深夜0時55分、寝ようとした瞬間に自宅で破水
  • 陣痛タクシーで病院へ向かい、1時35分に到着してそのまま入院
  • 入院の説明が終わったころ、軽い痛みが始まる
  • 2時43分、夫は一旦帰宅。その直後から痛みが一気に強くなって……

深夜の病室で、ひとりで耐えた陣痛

「これは痛い」陣痛タイマーで測り始めた

3:00

……。……けっこう痛い……。

いや、けっこうというか、これはさすがに痛い。

すごく痛い。

夫が自宅に帰ったあとあたりから、どんどん痛みが強くなっていきました。

なんというか、お腹の奥からぎゅう〜〜〜っと絞られてるような……

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「ううう…」ともだえるくらいの痛みになってきていました

そういえば、陣痛タイマーで痛みの間隔を測っておいた方がいいのかな!?と思い、測り始めることに。

陣痛タイマーアプリの記録画面。陣痛の間隔と痛みの時間が並んでいる

測ってみると、最初は3〜4分間隔、そのあと少し広がって6分前後の間隔で痛みがきていて、痛いのは1分くらい。

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ちなみに、陣痛タイマーは「トツキトオカ」のアプリをつかいました

”たったの1分”がすごく長く感じて、『早く終わって〜…!!!』と思いながら痛みに耐えていました。

一旦陣痛の痛みの波が引くたびに、「はあ…はあ…はあ…」となんとか呼吸を整えながらまた次に襲ってくるであろう痛みに身構える……

とてもじゃないけど、痛くて寝れませんでした。

そしてすごく暑い……。部屋にはエアコンも入っていましたが、それでも暑い。

深夜の病室で、枕元に置いたハンディファンの風を浴びながら陣痛に耐える妊婦のイラスト

持ってきていたハンディファンをベッドに置いて、ずっと顔に風を浴びていました。

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痛くて苦しい中、汗までかきたくなかったのでハンディファンを持ってきていてよかったです。

ナースコール、押していいの…?

4:42

引き続き痛い!かなり痛い!

「あああ〜」「ふう〜〜」と声を出しながら、病室で痛みの波に耐えていました。

この痛みは、いつ助産師さんに声をかけたらいいんだろう?

ナースコール、押していいのかな…??

どのくらいの痛みで押していいの?めちゃくちゃ痛いけど、これは陣痛界でいうとどれくらいの痛みなのか分からない……

そうやって迷いながらまたうめいていたら、助産師さんが登場!様子を見に来てくれました!

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ナースコールを押すか本当に迷ってたので、来てくれて助かりました…!

今思うと、こういうときは迷わずナースコールを押した方がいいですね。

助産師さんに状況を伝えて、「まだ頑張って耐えてね」と言われたらそれはそれでいいですし、「もっと早く言ってくれたら…」となるよりは声をかけておいた方が絶対にいいです。

無痛分娩の麻酔が入るまで

まだ子宮口1cm…

様子を見に来てくれた助産師さんに「めちゃくちゃ痛いです」と伝えると、すぐに無痛分娩の麻酔を入れる準備をしてもらうことに。

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こんなにあっさり準備してくれるんだ…もっと早くナースコール押したらよかった(涙)

まずは、尿を出すための管(尿道カテーテル)を入れてもらいました。

そのときに子宮口を診てもらったところ……

「まだ指1本分ですね。1cmくらい」

と…。もうこんなに痛いのに……。

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しかも、子宮口のチェック自体がすごく痛い!まだ開いてないからなのか……ぐりぐりと指で子宮口を広げられるような感覚と共に、重い痛みが響きました

麻酔の前に点滴

4:55

続いて点滴を入れてもらいました。

無痛分娩の麻酔をするためには、事前にこの点滴をしておかないといけないそうです。

点滴が終わるまでけっこう時間がかかりそうだな……

この間にも、ずっと陣痛の痛みが襲ってきています。

ゆっくり落ちる点滴を眺めながら陣痛の痛みに耐える妊婦のイラスト

準備が必要とはいえ……痛いいいい……。早く麻酔したい……。

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ぽた…ぽた…とゆっくり落ちる点滴を眺めながら、『もっと早くナースコール押したらよかった…(2回目)』と思いました

5:30

点滴開始から30分以上経過。

…めちゃくちゃ痛い!!陣痛痛すぎる!!!

ゔ、ゔゔゔう……、はあ……はあ……はあ……

ま、まだ麻酔は入れてもらえないのか……。

点滴がぽたぽた落ちるのを眺めながら、ひたすら準備が整うのを待ちました。

車椅子で分娩室へ

6:00

「病室から分娩室に移動しますねー」と、助産師さんが車椅子を押しながら個室に来てくれました。

(…!やっと準備が進むのか…!?)

ベッドの横に車椅子をつけて、車椅子に乗り込むために立ちあがろうと…

……したのですが、痛すぎてなかなか車椅子に乗れない。

助産師さんに支えられながら車椅子から分娩室のベッドへ移る妊婦のイラスト

助産師さんにサポートしてもらいながら、ヨタヨタと起き上がりなんとか車椅子に乗って、分娩室のベッドまで運んでもらいました。

そのあと、なにやら助産師さんが先生に電話している様子。

”麻酔の準備ができた”というような言葉が聞こえてきました。

(ついに…麻酔を入れてもらえるのか……?)

背中の麻酔は痛かった?

6:30

助産師さんがかけていた電話のあと、10分もかからずに先生が来てくれました。

そしてついに!麻酔を入れてもらえました!!!

無痛分娩の麻酔のために、後光がさしたように見える先生が登場するイラスト
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先生が登場したときは、やっと痛みから解放されるのか!?という希望からか先生が輝いて見えました(笑)

妊娠中に無痛分娩の麻酔について調べていたときに「背中の注射が痛いらしい」と聞いたことがあったけど、とにかくお腹の痛みの方が勝っていて大丈夫でした。

身体を横向きにして、背中をぐっと丸めるようにと指示があり、背中の内側を冷たい液体がスーーーっと通っていくような感覚がありました。

麻酔を入れたあとは、30分くらい横向きの体勢のまま過ごす必要があるそうです。

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麻酔の処置が終わったあと、先生は退室されていました

そしてこのときも子宮口をチェックしてもらったけど、まだ1cmのまま……。

麻酔が効いて、朝ごはんも食べられた

それでも子宮口は1cmのまま

7:42

もう一度子宮口のチェック。まだ1cm……。

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こんなに痛みがきているのに、全然開いていないとはどうなってるの〜…!!!

でも、最初よりは「(子宮口のところが)薄くなってきた」とのこと。

そして、麻酔を入れてから30分くらいで、痛みはかなり和らいできました……!!

麻酔が効いて痛みが和らぎ、分娩室のベッドで穏やかな表情で横になる妊婦のイラスト

最初はめちゃくちゃ痛かった子宮口のチェックも、今回は麻酔のおかげで痛くなくなっていました。すごい!

分娩室で朝ごはん

8:00

分娩室で病院の朝ごはんが出ました。

(横向きに寝たままであまり動けなくて写真が撮れませんでした)

痛みは感じるけど、麻酔が効いているので我慢できる範囲。ちゃんとごはんが食べられました。

まだ横になったままでいないといけなかったので、そのままの姿勢で食べました。

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メニューは忘れてしまいましたがごく普通の病院の定食って感じでした。食べづらいだろうからと助産師さんがスプーンを持って来てくれました

麻酔の追加と陣痛促進剤

8:30

麻酔が薄れてきて、またどんどん痛くなってきました。

が、麻酔を追加してもらうと、10〜20分くらいでまた痛みが和らいできました。

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これ、今麻酔が切れたらかなり…めちゃくちゃ痛いな絶対……

ここで、陣痛促進剤も入れて様子を見ることになりました。

今のうちに寝れそうだったら寝ておいた方がいいということだったので、目を閉じて身体を休めていました。痛みが和らいだことで少し仮眠することができました。

子宮口が少しずつ開いてきた

10:30

10時ごろ、夫が病院に到着。

分娩室で、深夜に解散したあとからの出来事を話していました。

あらかじめ立ち会い出産にすることに決めていたので、夫もこのまま一緒に分娩室で待機。

助産師さんが子宮口の開きを確認してくれましたが、なんと子宮口が4cmになっていました!!

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夫は常にベッドの頭側にいてもらうよう指示があったので、子宮口の確認などのときも、足元は見えないようになっていました

11:45

そして子宮口5〜6cmに。

朝までずっと1cmだったけど、ちょっとずつ開いてきた。よかった……。

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麻酔が薄れてきて痛みが増してきたら、助産師さんに声をかけて麻酔を追加してもらっていました。

12:00

お昼ごはんの時間になりました。

分娩室で食べた病院のお昼ごはん。ごはん、カレー、目玉焼き、サラダ、りんご

朝食のときとは違って今度は普通に座って食べられました。

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夫と「ついに出産するんだ…」「これは今日生まれるんだよね…?」などと話しながら食べました

12:30

その後も麻酔が効かなくなってきたら追加してもらいながら、夫と助産師さんたちと談笑していました。

分娩室で夫や助産師さんたちと談笑する妊婦のイラスト

対応してくれた助産師さんたちがみんないい人で、

  • 赤ちゃんが生まれたあとの生活
  • 赤ちゃんにつける名前のこと
  • 助産師さんたちのお子さんの話

など、私たち夫婦に会話を振ってくれて、いろんな話をしてくれました。

少しでもリラックスできるように気を遣ってくれてたんだと思います。

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こうして陣痛中に笑いながら会話できるなんて、本当にすごいことですね

この頃には子宮口7〜8cmに。

そして、ついに…――!

子宮口全開!いきんで約3時間

13:20

ついに子宮口全開になりました!

助産師さんが子宮口の状態を確認するために私の脚を動かしてくれるんですけど、麻酔が効いているのでかなり感覚が弱くなっていました。

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自分の意思では脚が動かないくらいの状態でした

このあたりから脚の位置も出産するときの体勢になって、陣痛がきたタイミングでいきむように言われました。

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助産師さんから「トイレでふんばるときのような感じで…」といきみ方のアドバイスをいただきました

14:00

助産師さんたちと会話しながら、陣痛の波がきたらいきむ……!

その繰り返しです。

無痛分娩の麻酔が効いていましたが、麻酔が効いていても『今陣痛が来ているな』というのは分かるような状態でした。

耐えられないような痛みはないけど、少し痛くなってるような感じ。

『これは、麻酔がなかったら今めちゃくちゃ痛いだろうな……』というのは分かりました。

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麻酔を追加してもらったあとなど麻酔がよく効いているときは、陣痛がきていても自分では分からないときもありました

そんなときには、ベッドの横に赤ちゃんの心音がピッ…ピッ…と鳴って心電図みたいに波形が波打っているモニターがあったのですが、そこに陣痛(お腹の張り)の強さが数字で表示されていたので、その数値を見ていました。

陣痛がきたら数値が上がってきて、おさまってきたら数値が下がる……こんな便利ですごい機械があるんだと思いました。

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数字が大きくなればなるほど痛みも強いってことなんだと教えてもらいました

ゆかの夫・ゆうのプロフィールイラスト
夫:ゆう

僕もそのモニターを見ながら、陣痛の状態を確認していました

15:00

陣痛のタイミングでいきむことを繰り返しているうちに、「頭は見えてきてるよ」と。

ついに頭が……!

もうすぐ生まれてくるんだ……本当に今日出産するんだ……

そんな不思議な気持ちでいっぱいでした。

しばらくすると、助産師さんたちがいろんな器具や大きな布などをベッド周りにセッティングしているのが見えました。

「もうすぐ生まれるからね」と、赤ちゃんを迎えるときの道具を準備してくれているようでした。

16:00

陣痛がきたらいきんで、落ち着いたら深呼吸して呼吸を整えて…ということを繰り返していましたが、そのときの身体の状態としては、

  • 普通に会話ができる
  • 長時間起きていることや繰り返しいきんでることで疲れはある
  • 身体への負担はあるものの、体力的にはまだ大丈夫

初めての出産に対する不安や緊張はありましたが、麻酔のおかげで痛みが和らいでいたので心に余裕を持って臨むことができました。

***

出産の最終準備が整ったのか、足側の少し先のところに赤ちゃんが乗るであろうワゴンのようなものが用意されていました。

あそこに生まれた赤ちゃんを寝かせるのかな…と思っていると、先生が手術着で登場。

「産むよ」

という一言のあと、私の足元へとやってきました。

おお……いよいよ生まれるんだ……

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正直まだ実感が湧いていませんでしたが、『ついに産むのか…』という漠然とした気持ちがぐるぐるしていました

16時30分、息子が生まれた

16:30

「はい、もう一回いきんで!もう生まれるよ!」

という声かけとともに、ベッドの両サイドについているハンドルのような持ち手の部分をぐっと掴み、自分のおへそを見るような角度で力いっぱいいきみました。

ベッドの両側のハンドルを握り、おへそを見るようにして力いっぱいいきむ妊婦のイラスト

「旦那さん、もう生まれるから動画(産声)とるならもう準備してね」

「はい…!分かりました……!」

頭上で見守ってくれている夫と助産師さんの会話がうっすら聞こえてくる中、んんんんん〜〜…と息を吐き切るつもりで力を入れていたところで…――

「はい、出てきましたよー」

足元から、先生が赤ちゃんをとりあげているのが見えました。

「………オンギャー オンギャー…」

!!!

う、生まれた…!!!よかった泣いてる……

赤ちゃんが生まれた…ついに……私今出産したのか……

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先生が来てからは、まさにあっという間。『え、もう?』と思っているうちに、赤ちゃんが出てきていました

バースプラン叶いました

そのあとは、目の前のことが次から次へと進んでいきました。

助産師さんが先ほど準備してくれていたワゴンの上に赤ちゃんを乗せて、赤ちゃんを丁寧に拭いてくれているのが見えました。

その一方で、私は先生に会陰切開部分を縫合してもらっていましたが、まだ麻酔が効いているので痛みは全くありませんでした。

すると横から「これが胎盤ですよー」と、銀色で楕円形の入れ物がスッと目の前に差し出されました。

出産後、助産師さんに見せてもらった胎盤を夫婦で見つめるイラスト

私は縫合されながら顔だけ傾けて中身に目をやると、臓器です!という感じの赤紫色の塊がどーん!と入っていました。よく見るとへその緒もついています。

私・夫「「お、おおお〜〜〜」」

す、すごい……これが胎盤……

当たり前だけど、いかにも臓器って感じでした。銀色の入れ物の中でプルプルしてる……。

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思ったよりもずっと大きかったです……!

ゆかの夫・ゆうのプロフィールイラスト
夫:ゆう

記念(?)に写真も撮らせてもらったんだよね

胎盤の観察が終わったところで助産師さんが夫に声をかけて、

「旦那さんはこっちにきてここに立って、ここから赤ちゃんの写真を撮ってくださいね」

「はい!(カシャッ!カシャッ!)」

「じゃあ次は体重計に乗せますから、ここに来て撮ってください」

「はい!(カシャッ!カシャッ!)」

という感じで、テキパキと指示を出してくれていました。

助産師さんの案内に従って、生まれた赤ちゃんの写真を撮る夫のイラスト

「はい、今からお母さんのところに行きますからね。写真はこっちから撮ってあげてね」

そう言って、助産師さんが赤ちゃんを私の目の前に連れてきてくれました。

うわあ…小さい。。。か、かわいい。。。

この子が私のお腹の中にいたのか……すごい……

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『さ、触っていいのかな…』と考える間もなく、助産師さんが私の頬にピタッと赤ちゃんをくっつけてくれました(笑)

赤ちゃんに釘付けになっていると、私と赤ちゃんと夫の3人で写真を撮るように声をかけてもらったので、3人で写真撮影しました。

夫のスマホのインカメラで、生まれた赤ちゃんと夫婦3人で写真を撮るイラスト

妊娠31週目のときにバースプランを書く紙をもらっていたのですが、そこに書いていた”出産時の希望”が一気に叶いました。

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バースプランに産声の動画(もしくは音声)が撮りたい、胎盤が見たい、体重計に乗ってる写真が撮りたい、3人で写真が撮りたい、…などの希望を書いていたんですよね

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写真を撮るタイミングも助産師さんがその都度しっかり指示を出してくれて、とてもありがたかったな

※バースプランについての記事は、ただいま準備中です。

生まれてきてくれた息子は身長48cm、体重2,850gでした。

白い服とタオルに包まれた生まれたばかりの赤ちゃんと、身長48cm・体重2,850gと書かれた紙のイラスト

この子が私の中から出てきたのか……

ついに出産を終えたんだ……

私の子どもなんだ……

うわあ、かわいい……

すごい……

ありがとう……

小さい……かわいい……

ひたすらそんなことを思っていました。

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もっと感動的なセリフが言えてたらよかったんですけど、ずっとお腹の中にいた我が子が目の前にいるのがなんだか不思議で……

出産直後のこと

そのあとは、分娩室の分娩台に横になったまま18時半まで待機することになりました。

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出産後は2時間くらい様子を見る必要があるみたいです

無事出産を終えて緊張が解けた私は、そのままスッと眠りに落ちました――。

***

このときはまだ知りませんでした……。

出産によってどれだけ自分の身体にダメージを負っていたのか……

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麻酔がどれほど偉大だったのかを思い知らされることになります(笑)

このあとは、病室へ戻ってからの入院生活が始まります。

※入院生活編は、ただいま準備中です。

破水から出産までの時間の流れ

時間できごと
0:55自宅で破水
1:35病院に到着・入院
2:20陣痛が始まる
2:43夫が一旦帰宅
4:42痛みが強くなり助産師さんが来る・子宮口1cm
4:55麻酔のための点滴
6:00車椅子で分娩室へ
6:30無痛分娩の麻酔が入る
7:42子宮口まだ1cm・痛みは和らぐ
8:00分娩室で朝ごはん
8:30麻酔を追加・陣痛促進剤
10:00夫が到着
10:30子宮口4cm
11:45子宮口5〜6cm
12:00お昼ごはん
12:30子宮口7〜8cm
13:00麻酔を追加
13:20子宮口全開・いきみ始める
15:00頭が見えてくる
16:30息子誕生

無痛分娩にしてみて思ったこと

よかったこと

  • 確実に痛みが和らいだ
  • 気持ち的に落ち着いて出産に臨めた
  • 助産師さんや夫と話しながら出産できた
  • 麻酔がなかったらもっと疲れ切っていたと思う
  • 陣痛が来ている中でも美味しくご飯が食べられた

知っておけばよかったこと

  • 麻酔はすぐには入らない(準備や点滴が必要なので時間がかかる)
  • 麻酔が入るまでは普通に痛い。かなり痛い。
  • 麻酔していても飲食OKだった!(病院によって違うかもしれません)
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事前に「どのタイミングから麻酔を入れてもらえるんですか?」「どれくらいの痛みで声をかけたらいいですか?」と質問しておけばよかったなーと思います。

※あくまで私の体験です。陣痛の感じ方やお産の進み方、無痛分娩の方法や流れは、人や病院によって違います。気になることは、かかりつけの病院に相談してくださいね。

出産を終えて思うこと

「14時間かかった」と聞くと長く感じるけど、振り返ってみたらあっという間だったような気がします。

正直私は、もともと無条件に子ども全般大好き!!!という訳ではありませんでした。

普段出かけたときに街中などでかわいらしい赤ちゃんを見かけたりすると『かわいいなあ〜』とか思うことはありましたが、「無類の子ども好き」みたいな感じではなかったんですよね。

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夫と出会って『この人との子どもがほしいな』って思うまでは、これまでの人生で”子どもがほしい”とも思ったことはありませんでした

以前は、将来の自分が”子どもがいる人生”を歩むことになるなんて思ってもなかったんです。

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そう考えると、本当に人生何があるか分からないですね

そんな私だったので、妊娠中もこのお腹の中に赤ちゃんがいるということはもちろん分かっていましたし、これからを楽しみに思っていたのは確かだったんですが、どこか現実味がないというか、まだ実感が湧いていないというか……

出産する前までは『子どもが生まれてきたら、どんな風に接したらいいんだろう』とか『最初はどう挨拶したらいいんだろう』とか『実際に自分の子どもに会ってみたらどんな感じなんだろう』と思ったりしていました(笑)

妊娠中、生まれてくる子どもにどう声をかけたらいいか悩む妊婦のイラスト

でも、実際に生まれてきてくれた我が子を見たら、

なんてかわいいんだ…!!!

って思いましたね(笑)

出産後、病室に移ったあとに赤ちゃんと同室になったのですが、もう釘付けです。ずーーーーっと眺めてました(笑)

こんなにも小さくて、まだ何もできないけど、一生懸命泣いて、一生懸命飲んで、一生懸命生きてる。

生まれてきてくれてありがとう。私たちのところに来てくれてありがとう。

心から思いました。こんな気持ちにさせてくれて、ありがとう。

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こんなにかわいい子どもに出会わせてくれた夫にも心から感謝の気持ちでいっぱいです

無事に出産が終わりましたが、これからがスタートなんですよね。

私たちのもとに来てくれたこの子のためにも、私もこれからもっとがんばろう、一緒に成長していかないと!と思いました。

このあとの続き、出産後の身体の状態や入院生活についてはこちらから読めます。

※ただいま準備中です。公開したらこちらにリンクを載せますね。

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この記事を書いた人

妻のゆか。1989年生まれ36歳。夫のゆうは1994年生まれ31歳。

「高齢出産」にあたる年齢からの妊娠を経て、2026年8月に出産。現在は夫と息子(0歳)と3人で穏やかな田舎暮らし。
夫婦のこと、育児のこと、お金のことを等身大で書いています。

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